第4回:「ほたる族」は安全なのか?
@「ほたる族」の家族にニコチンが!
家族のために、ベランダで喫煙しているホタル族のお子さんの尿中にニコチンが検出されました!
≪2歳半〜3歳の子どもの尿中ニコチンの測定結果≫
非喫煙者の子ども1.0倍
親が屋外で喫煙する2.4倍
親が台所の換気扇の傍らで喫煙する3.0倍
親が日常的に屋内で喫煙する15.0倍
pediatrics2004.4(小児科の学会紙より)
室内での喫煙は当然ですが、屋外で吸っても子どもに影響があったのはなぜ でしょうか。それは、親の呼気から排出されたニコチンが問題となるのです。 本当に家族を思うなら無煙環境を作りましょう!
A受動喫煙で乳がんのリスク2.6倍
喫煙・受動喫煙の乳がん発生率との関係について
厚生労働省研究班より
 閉経前の女性は、喫煙によって乳がんになるリスクが3.9倍に高まり、受動喫煙だけでも2.6倍になることが、厚生労働省研究班の調査でわかりました。岩手、秋田、長野、沖縄の4県で、90年に生活習慣アンケートに答えた40〜50歳の女性約2万2千人を約10年間追跡調査し、180人が乳がんになりました。90年時点で閉経していたかどうかで分けて分析し、「受動喫煙」は、喫煙者と10年以上一緒に住んだことがあるか、職場などでほぼ毎日1時間以上たばこの煙を吸う機会があると規定しました。 この結果により、受動喫煙によって乳がんのリスクが上昇することが示されました。乳がんの多くは女性ホルモンのエストロゲンが原因。その要因を自 分で変えることは難しいでしょうが、乳がんの予防の第一歩として家庭や職場などで受動喫煙のリスクを避けることは、乳がん予防に有効であると考えられます。
奥様、子どもさんのためにも、禁煙にチャレンジしませんか。禁煙サポータ ーズクラブは皆さんの禁煙を応援します。


喫煙者・受動喫煙のリスクのある方のための栄養素についてお届けします!